外側のビニールは昨年の被覆を、そのまま今日は二重カーテン用の薄めのビニールを張り始めた。ハウス内はC２９度下着一枚でも汗をかく程に、毎年の事ながら大変な作業、ちなみに今朝の気温は－５度位い真冬に真夏を体感するのもハウス栽培ならではの体験。

(初春や　今年も健康　願いつつ)

私は今日、75歳の誕生日　早速小学校3年生の孫が甘党の、じいじに甘い菓子におめでとうの、手紙を持ってきて何時までも元気で長生きしてねと言われた。思えば私にも小学校の時があったんだと、遥か昔に思いを馳せた。ちなみに我が区は140戸の部落その中75歳以上の年寄りが90何人か居るそうな。少子、高齢化が云われて久しいが、いざ自分が後期高齢者の仲間入りして喜んで良いのか、いささか複雑な思い。
でも孫達の為にも、まだまだ頑張りたい、今日は有難う。

(誕生日　幾とせ重ね　年の瀬を)

(歩み来て　思い出多き　幾年月)

12月いよいよぶどうの剪定を始めた、ハウスの中とはいえ今年は、なかなか落葉が進まぬ、夏の高温の影響か、充実した種枝になるか心配だ、甲斐路についた貝殻虫
の防除も休眠期中にしなくては、今まで無かったこと、これとて温暖化の為せる業かも、自然を相手の農業とは何年やっても難しい仕事だが辞める訳にはいかない。

(休眠期　空棚飛び交う　野鳥かな)

秋の芸術祭、数々の催しが行われ、昨晩の軽音楽の夕べを以って、概ね終わりを迎えることに。今年の軽音では、一部に倅達のロックバンド(デルモクラス)が数曲演奏、高齢者の多かった観客、その反応いまいち 定かでない。二部は小学生のキンカンバンド、こちらは我が子の演奏 父兄の反応は　おのずと明らか。
三部は何時もの町の軽音部のジャズバンドの演奏、出来れば選曲をもう少し変えて
ボーカルが居てもと思う、どうでしょう?

(ジャズバンド　オールドファン　秋の宵)

(ロックには　イマイチ乗れぬ　お年寄り)

(今宵また　軽音楽に　癒されて)

昨年の長野に続き、今年は11月20日21日の両日、箱根へ息子達が車で連れれて行ってくれた、初日は体験工房でろくろを回しての陶芸に孫をはじめ全員で挑戦した、焼き上がった作品は後日送り届けてくれるそうだ、その日が待ちどおしい程の出来栄えだったと思う。2日目はパターゴルフを9ホール楽しみ、、芦ノ湖やオルゴール館など見学、2日間とも小春日和に恵まれての楽しい家族旅行が出来た感謝感激。

(晩秋の　箱根はやはり　天下の険)　(芦ノ湖の　湖畔に映える　山もみじ)

(噴水の　後ろに煙る　早雲山)　(人ぞ知る　箱根駅伝　宮ノ下)

(箱根路を　家族揃って　もみじがり)　

今日文化の日我が鉾衝神社の例大祭、神社の境内には三番叟の舞台に婦人部のフリーマーケット、実行委員の出店、子供神輿、神社の由来にまつわる物語を紙芝居に、そこそこの盛況ぶり、天候も穏やかな、まさにお祭りびょりの秋の一日であった。

(お神輿を　担ぐ孫等に　秋の空)

(いにしえを　今に偲びし　三番叟)

(鉾衝の　神社に捧ぐ　三番叟)

某町が記念イベントに八代亜紀のふれあいコンサートを開催、息子達がチケットを用意してくれたので、夫婦で行ってきた、観客は圧倒的に中高年でいっぱい。八代亜紀も４０周年を迎えるとの事、中座に新人歌手を挟んでの熱演、すっかり演歌の真髄を堪能し　お陰様で楽しい時を過ごすことが出来た。



(演歌には　中高年も　熱っぽく)

我が明老会は去る８日の、奉仕活動を最後に休会に入った。事情は様々あるようだが、やはり先にたつて会をリードする人材が無いことに尽きると思う、何時の日か再起出来る事を期待して静かに見守る以外にないようだ、これまで尽力頂いた方には本当にご苦労様でした。

(休会も　己を見直す　良い機会)

(年寄りは　過去にこだわり　風詠めぬ)

年に一度の、老人クラブの奉仕活動、私共の老人クラブは部落にある水神公園の草刈が活動内容、一時間ほどで作業は終わり、きれいになった公園を前に、秋晴れのもと部員１６名一服のお茶を飲みながら、しばしの談笑後それぞれ満足気に散会。


（年寄りの　奉仕活動　秋びより）

何処かへキャンプも無理なんで、家の庭にテントを張り家族５人でバーべキュウ、飯ごうでご飯を炊き、牛や豚、野菜に焼き鳥、満腹の後はテントの中でゲーム、そこそこのキャンプ気分を味わい楽しいひと時を過ごす事ができた。


（団欒も　趣き変えて　なお楽し）

昨日９月１８日、孫の通う小学校で秋の大運動会、秋晴れの運動会日和と思いきや30度を越す猛暑の中、子供達は元気に頑張っていた、家の孫は応援団に志願して太鼓や応援旗を振り一生懸命汗だくで頑張っていた。５３３名の全校生徒の賑やかさを眺めながら、ふと何十年か前の１１0数名のこじんまりとした、御所小学校の運動会を懐かしく想う一瞬でもあった。


（猛暑でも　元気に競う　子供等は）

猛暑続きの日本本土に今度は台風が上陸、各地に大変な被害をもたらした、被害者には、心からお見舞いを申し上げたい。一方我々農家にとって、稀にみる猛暑と乾燥続き、特に野菜作りの農家にとって台風による雨こそ、まさに恵みの雨、素直に喜んで良いのか、　複雑な気持ち、、でも助かった此れで、きゅぅりは命びろい。


（台風は　被害と恵み　置いて行く）

ぶどうの出荷も甲斐路を残してやっと完了、品種によっては、この高温続きが大分影響した、夏秋きゅうりも炎天下の中逞しく成長して、今日初出荷、一日も早い雨を望むも一向に降る気配なし、雨乞いをしたい、雨、雨、触れ触れの歌声も今は空しく。


（酷暑でも　めげずに伸びる　夏秋うり）

とうもろこしの収穫も済み、きゅうりの蒔き付け準備が始まった、連日C３２度~３４度、さすがに日中の作業は無理　早朝か夕方に限られる、それに寄る年なみ仕事が予定通りに捗らぬも、やむを得まい、ぶどうの出荷も始り猫の手も借りたい時期体調と相談しながら頑張る心算だ。若い高校生は炎天下の中甲子園めざして奮闘しいる、若者の頑張り、羨ましい限りだ　頑張れよの声援惜しみなく。

今年も例年にならつて息子夫婦が孫を交えて、父の日を祝ってくれ、夕餉のひと時を過ごす事が出来ました。お互い忙しさに追われ全員揃っての話す機会が少ない昨今　久方ぶりの団欒であったような。

（父の日を　祝う息子も　孫の父）

ここ数年周りの畑は、猪の被害が多く殆どの家で電気柵を張り巡らせ被害を防いでいたのが、いよいよ私共の畑にもお出まし、2日続けてじゃがいもを掘り起こしもろこし迄倒すに及んでは、やむなく我が家でも電柵をということに、農協職員の指導を受けながら2時間ほどで、もろこしとジャガイモの畑10アール程に張り巡らす事ができた。これで猪被害は免れようが農家の明日は見えない、お先真っ暗だ。
ちなみに私は亥年。

（猪が　猪防ぎて　なんとする）

嫁いだ娘が、先月15日交通事故に、鎖骨と膝を骨折10日後膝の手術経過が良く今月10日に抜糸以後リハビリーを続け18日に専門病院に転院する事に、そこでリハビリーを続けることになり、先ずはほっとしている所、事故とはある日突然にそして誰にも起こりうる事を改めて、思い知らされた。今の思いはつくづく不幸中の幸いと受け止め一日も早い回復を祈らずにはいられない気持ちだ。

事故について、日記に書くのはどうかと迷ったあげく家族皆が二度と起こさない為の戒めの意味で敢えて記した次第。

今年は暑くなったり、寒くなったり、お陰様で桜の花が何時もなら、散ってしまう所も、未だ咲かない所も、一斉に満開を迎え、我が町の300本を越える桜の公園も高台に鎮座まします、大谷神社の桜も今日例大祭の日に何れも満開、公園の数々のイベントも、例大祭も天候に恵まれ　何れも大盛況　今年の上昇占なうが如く。

（満開の　桜の下で　酔いコケテ）

（桜咲き　眼下の盆地　桃ひらく)

2月7日に友達から営業用のきゅうりの接木苗とトマトの苗を貰いぶどうのハウス内に自家用数本を定植40日目に収穫出来た、早速夕飯の時に食べたが流石に初物、他とは比べ物にならない程新鮮な味、ちなみにハウス内の気温は30度これなら毎日収穫できるかも。
次はトマトの収穫が楽しみ、品種は甘くて美味しいフルーツトマト。ぶどうも巨峰と甲斐路が展葉始め、やがてロザリオも続くだろう。


（ハウス内　ひとあし早き　夏もよう　）

2月28日、此処数年　近隣にいる者15人程が、今は11人だけになった同級会、昭和30年の卒業からもう55年が過ぎた、もう75歳になる、後期高齢者だ　老いて益々盛んなどとはとても、みんな何処か病んでいるものばかり、それでも口だけは達者世の不平不満はとめどなく、時間の経つのも忘れる程に、来年の再会を楽しみにやっと散会、おだいじに。


（クラス会　老いて益々　ヨチヨチと）